ネコ専務シリーズ2
「ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~
 ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~

 ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~
 ニャニャ~!

 ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~
 ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~

 ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~
 ニャニャ~ン

 (晴れたる青空 ただよう雲よ
  小鳥は歌えり 林に森に)」

ネコ専務はベッドの上で「アッ!」
と叫んだ。

「こ、これはベートーベンじゃないか
 ? 第九、歓喜の歌!?」

シロは歌いながら、ついニヤリと笑っ
てしまう。

もちろんシロは、ネコ専務がベートー
ベンの第九交響曲の第四楽章「歓喜の
歌」が大好きなことを知っていて、

「Nオケ」の歌のレパートリーの中
から、ネコ専務が聴いて最も興味を
引きそうなこの歌をセレクトして
きたのである。




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