ネコ専務シリーズ2
「ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~
 ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~

 ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~
 ニャ~ニャニャ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 (こころはほがらか よろこび満ちて
  見交わす 我らの明るき笑顔

  (2番)

  花咲く丘べに 憩える友よ
  吹く風さわやか みなぎる日射し

  こころは楽しく 幸せあふれ
  響くは我らの 喜びの歌)」



・・・猫たちは堂々歌い切った。シロは
ゴクリとつばを飲み込んで、ネコ専務の
顔を伺う。

シンイチも、体の向きをネコ専務の方に
向けて、賢そうな青い目をきらめかせた。

ネコ専務は微笑んで言った。

「すごいな君たちは! すごい!
 感動した!
 
 もしかして、何か私にして欲しいこと
 があるのかなあ。そういうことでは
 ないのか?」



  

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