イミテーション・リング
だからと言って!いくら送迎でお世話になったからと言って!
私は10才以上、年の離れたおじさんと寝る様な軽い女じゃない!
しかもまだ、何も知らないピカピカの身体だったのに!!
なのに…現実に今、隣で満足そうに眠っているのは……
「ねぇっ!一体どんな魔法を使って私をたらしこんだのよっ!」
男の鼻と口を手で塞ぎ、無理矢理起こす。
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