~ババアとあたし~
3
目が覚めた。
あたしは、病院のベッドの上にいた。
起き上がろうとしたけど、体が自由に動かない。
「腹・・・減った」
あたしは、無意識のうちに呟いていた。
「・・・みき?」
椅子に座ってリンゴをむいていたババアが、目をいっぱいに見開いてあたしの顔を見た。
「・・・やっぱり、やつれたんじゃない?」
あたしは、ハハッと笑った。
あたしは、病院のベッドの上にいた。
起き上がろうとしたけど、体が自由に動かない。
「腹・・・減った」
あたしは、無意識のうちに呟いていた。
「・・・みき?」
椅子に座ってリンゴをむいていたババアが、目をいっぱいに見開いてあたしの顔を見た。
「・・・やっぱり、やつれたんじゃない?」
あたしは、ハハッと笑った。