【読切り超短】余計な話が入った昔話−2
八股の嵐


あるところに・・動物達だけが暮らしている村がありました










長老のオラウータン

「皆の衆・・この村も、もう終わりじゃ・・」




若いリス

「長老、どうしたんですか?」




長老のオラウータン

「外を見るがよい、こんなに強く激しい風が吹いておる・・」




若いサル

「長老、この季節こんな風は珍しくないですよ。」




長老のオラウータン

「いいや、もっと良く見るがよい・・」





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