【読切り超短】余計な話が入った昔話−2
毛穴が汚い犬
「へぇ〜・・そんな良い時代があったんですね。」
長老のオラウータン
「うむ。・・・だが、その発展しすぎた文明が
大きな過ちを犯すキッカケになったのじゃ。」
変な高揚感で満たされてる馬
「大きな過ち?」
長老のオラウータン
「文明を維持するため、木をなぎ倒し、川を汚し・・・」
空気の読めないブタ
「手を洗い・・うがいをし・・軽めの朝食をとり・・」
長老のオラウータン
「地を汚し・・その結果、山の神が怒ってしまったのじゃ。」