ツンデレ姫とニコニコ王子
・・・・なんだったの?
すっごい、もじもじだったけど。
私は、何も分からずにいた。
桃姉みたいな日が来るのは、もう少し先のお話。
_チャポン・・・・
「ふぅ・・・・。」
お風呂は、落ち着く。
なんでだろう。
なぜか、ポッと浮かぶ涼斗・・・の顔。
初めて下の名前で男子のことを呼んで恥ずかしかった。
_ドキドキ
うぅー、ドキドキしてきた!
もう、早く寝る。
そう思って、シャンプーを取った。
「・・・・・。」
桃姉の借りちゃえ!
ちょうど、私の好きな苺の匂いだし~。
興味的な問題なんだから、いいよね?
気づいてくれたらいいな。。。。
ボディーソープは、苺だからそのままで。
誰に気づいてほしいかというと・・・・
成宮涼斗____
なんで私、期待してるんだし!!
そんな、期待しなくたっていいじゃん。
ただのクラスメイトなんだし。
クラスメイト・・・・
ただの・・・・クラスメイト
・・・・なんだし。
これは、恋じゃない!
私が言うことに間違いはないの。
そうだよ、恋をするなんてありえないよ。
_ブシャァァァァ
シャワーを浴びようとしたら、冷たい水が勢いうよく出た。
「つめったーーーーーーーーい!」
その後、くしゃみが止まらなかったのです。