あたし、飼育。
「もう一度聞く、俺様がアンタを飼ってやろうか?」


俺様って…、そんな自信満々に言われると逆に似合うわね。


どういうつもりかは知らないけど、あたしが誰かに飼われるような器だと?

その自信に溢れたお面を破ってやりたい。

どくん…と心臓が波打つ。
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