意地悪俺様

















パンッッ!!!!!!














きれの良い音が屋上に響く



三木を叩くのはこれで2回目



とうとうあたしの堪忍袋は破裂した


なにが、

“悪かったってことで”よ


ふざけるのも大概にして。


「あんたなんか…」



顔を下に向け、
肩は震える


そして


「あんたなんか大っ嫌い!!!!!!」





最大限の声を振り絞って大きな声で三木に向かって怒鳴る



そして、あたしは走りながら校舎の中へと入った













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