仔猫彼女~The Best Love~








「あたしの悪かったところ…?」


「そう。きっと真未は悪気はなかったと思うけど
しっかりと佑太くんに話をしなかったよね。」




そう思えば…、


あたし、何も伝えずに会議してた…。


じっくりと自分の行動を振り返る。




「佑太くんだってクリスマスは楽しみなはず。
きっと彼なりに計画とか立てていたはずだよ。
だからこそ、真未にそんなこと
いったんぢゃないのかな??」




その言葉があたしの心に大きく突き刺さる。


あたし…、何もわかってなかった。






そうだよね…。


佑太だってあたしとのクリスマス、


楽しみにしててくれたんだよね。


なのにあたしが勝手に計画とか立てちゃって


何も話さなかったくせに


佑太に怒ってた…。





あたし…、


最低だ。




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