仔猫彼女~The Best Love~









「ううん、佑太は悪くない。
あたしが…考えきれなかったんだ。

佑太のこと…
だいぶ分かってきたつもりだったのに…。
実際は全然わかってなかったんだね…。

迷惑掛けて本当にごめんなさい。」






あたしが悪いのに…、


それを謝ってくれた彼。


それを聞いてこんな気持ちになるのは


あたしだけなのかな・・・?






その直後…、


あたしの言葉に佑太は反応した。







「真未…。
本当に…ごめんな。」



まだあたしに謝ってくれる。


その佑太の優しさに


あたしは心がさらにあったかくなる気がした。










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