仔猫彼女~The Best Love~








「でも…ごめんな。
勝手に読んじゃうし…、
真未のことは考えられないし……。」




申し訳なさそうに言う彼。


あたしが悪いのに…。


でも…、


やっぱり佑太のそういう気持ちが


あたしはすごく嬉しい。






「ううん。いいの!
佑太は悪くないんだからっ!



それに…、





……

………すきだから許す。」





その言葉を聞いて


満面の笑みを見せる佑太。


それを見て、


さっき以上の恥ずかしさに襲われるあたし。


あたしの顔はまた真っ赤だ……。





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