仔猫彼女~The Best Love~
あたしは由美にすべてを話した。
なんだか悲しくなってきて
途中から涙があふれた。
それでも由美は一生懸命あたしの話を聞いてくれた。
「そっか・・・、
でもそれはマコのせいぢゃないよ。
中田クンが悪いって。」
「でも・・・」
「気持ちはわかるよ。
もし、何かあったら私に相談して。
2人で答えを見つけよ。」
由美の温かい言葉。
余計に涙があふれたんだ。
「・・・ありがとっ。」
「あたりまえぢゃん。
親友なんだからっ!」
ああ、あたしは1人ぢゃないんだ。
寂しいわけぢゃないよね?
友達の存在。
あたしはそれに救われたんだ。
由美、ありがとう。
時間が驚くほど早くたっていて・・・
あたし達は急いで教室に戻った。