仔猫彼女~The Best Love~








あたしは由美にすべてを話した。


なんだか悲しくなってきて
途中から涙があふれた。




それでも由美は一生懸命あたしの話を聞いてくれた。




「そっか・・・、
でもそれはマコのせいぢゃないよ。
中田クンが悪いって。」


「でも・・・」


「気持ちはわかるよ。
もし、何かあったら私に相談して。
2人で答えを見つけよ。」




由美の温かい言葉。

余計に涙があふれたんだ。




「・・・ありがとっ。」


「あたりまえぢゃん。
親友なんだからっ!」






ああ、あたしは1人ぢゃないんだ。


寂しいわけぢゃないよね?


友達の存在。


あたしはそれに救われたんだ。


由美、ありがとう。





時間が驚くほど早くたっていて・・・


あたし達は急いで教室に戻った。
< 7 / 164 >

この作品をシェア

pagetop