ずっと、大好き
なんだかハイテンションな瀬利原と園田…
いい席だったのか……
ふいに俺の方をふりむく瀬利原と目が合った
「???」
どうしたのかとそのまま見ていると………極上の笑顔
「ーっ!」
そして俺の席に走ってくる
「私、紺野君の隣っ!!」
「…え?」
「ほら、8なんだー♪」
「…まじかよ」
その瞬間、多数のため息と少数の歓喜の声が聞こえた
「私、すっごい幸せかも★」
「そーなの…?」
「だって、すぐ近くに最高のBLが勢揃いっ♡ あ、ちなみに私の前は美帆だよ」
またか…
心の中でため息をつきながらふと気になった事を訪ねる
「勢揃い?」
「うん、ほらっ!」