ずっと、大好き
「でね?ついでに言うと、今日の席替えで二人が近くの席だったらもーっと幸せ♡」
俺は瀬利原さえそばにいればいいのに…
「?…ああ、今日席替えだったっけ」
「そうだよぉー、もう。絶対紺野君の近くの席引き当ててね、安藤君っ!」
「いや、むずいだろ。。。」
「紺野君もがんばってねっ!」
「ああ」
…って
『ああ』じゃねぇだろ、俺!
いや、でもあんな笑顔見たらそうしねぇといけねーような。。。
「あ、紺野は俺じゃなくて瀬利はr…」
「黙れ」
即、安藤の口を手で塞ぐ
安藤は俺の気持ちを知ってる
「え?」
「なんでもねーよ!」
「ふーん。。。あ、そろそろ席戻るね。ばいばいっ♪」
笑顔で手を小さく振る瀬利原
「おー」