夢のような現実

桜の木が見えてきた頃には、もう春奈は木の下に居た。

「悪い!遅れた;」

「あ・・いいよ。来てくれてありがとう」

「おう。手紙もらったからな。」

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」



俺たちの間に沈黙が続いた。



そのとき、春奈が話し出した。

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