夢のような現実
「最初に言う。ごめん。
俺は・・春奈と友達として付き合っていきたいんだ。
正直今まで春奈のこと・・知らなかった。
俺は周りを見てなかったんだ・・・。
だけど・・中学生になって春奈と話して楽しかった!
それは本当。
でも春奈の気持ちに答えることはできない・・。
俺は・・・友達としか見れないんだ・・。
でも春奈の気持ちは嬉しいよ?ありがとう。
これからも・・ダチとしてよろしくな?」
俺は自分の気持ちを・・自分の言葉で伝えた。
春奈は「・・うん。ありがとう」
泣きながらそう言った。
俺はありがとうの気持ちとごめんの気持ちを込めて
春奈をギュッと抱きしめた。
これが最初で最後。