夢のような現実
そして俺は泣き止んだ春奈の頭を軽く叩いて
「またな」と、そういい残して教室へ戻った。
教室へ戻ると玲が走ってきた。
そして・・・・
「返事・・どうしたの?」
上目づかいで聞いてくる。俺はドキッとしてしまった。
何だ・・何だこの気持ち・・・。
「あ・・断った・・けど」
「そっか」
玲の顔が笑顔になった。
玲の顔に笑顔が戻った。
その笑顔にまたドキッとした。
俺・・何か変だぞ・・・?
でも俺はそれが嬉しくて・・・・
俺も笑顔になった。
俺たちの関係は前と変わらず・・・・
普通の生活に戻った。