夢のような現実

今俺は2時間目の授業をサボってる最中。

最近俺はよく教室を抜ける。

あのシーンとした空気が嫌いなんだ。

どうせなら楽しい方がいい。

俺は携帯で連絡を取りながら
校庭の近くにある草っ原で寝転んでいた。

携帯の画面から少し目をそらせば、
すぐ青く綺麗な空が広がっている。

俺はメールの返事を送った後すぐ写メで撮った。
俺はその1枚が気に入り、待ちうけにした。

架と玲と春奈と翔に送った。

「授業中だろ!?」って言いたくなるぐらい
全員の返事は早かった。

「綺麗だな!」

「綺麗~。またサボってるの?笑」

「お前・・・今授業の時間じゃねーの?笑」

「わぁ~綺麗。ありがとう」



皆喜んでくれた。


ただ単純に嬉しかった。

< 43 / 122 >

この作品をシェア

pagetop