夢のような現実
*08話-友情*

-2学期


俺の短い夏休みが終わった。
毎日バイト三昧で、
ろくに休む暇もなかった俺の夏休み。




誰か返してくれぇぇええ~!!!




「いってきます」

「いってらっしゃ~い」



<ガチャッ>



重い足取りでドアを開けた。
すると、清々しい朝の空気が
俺をつつんだ。


玄関の前に人が立っていた。



玲と架だ。
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