可愛いなんて大嫌い。
そんなこと言われても矢神と話したことのないみーちゃんは答えられないし、ぶっちゃけ本当にどうでもいい。
「なんだお前、好きなのか?」
「変な冗談はよしてくれ、気色悪い! 葵はあいつを膝まづかせてやるのだ」
「そんなことしたら女の大群を敵にまわすぞ」
「そんなの葵の知ったことか! あいつがトップなど葵は絶対認めん」
葵のターゲットにされた矢神が心の底から気の毒だと思ったみーちゃんだった。
「お前、ほんと面倒くせえな」
「あ、そうそう。葵今日の放課後入部届を出す予定だから先帰っていいぞ」
そう言って葵は最後の一口を口に運んだ。
放課後、入部届を出し晴れて料理部員になった葵は、活動場所である家庭科室に顔を出してみる。
本日はシュークリームを作っていた。
料理部は外見が女の子らしい人達ばかりで、お嬢様の部活という印象だった。
「あっ、それ開けたら膨らまないですよ!」
ある部員がシュークリームの生地が入っているオーブンを開けようとしたので、葵は思わず声をある。
「なんだお前、好きなのか?」
「変な冗談はよしてくれ、気色悪い! 葵はあいつを膝まづかせてやるのだ」
「そんなことしたら女の大群を敵にまわすぞ」
「そんなの葵の知ったことか! あいつがトップなど葵は絶対認めん」
葵のターゲットにされた矢神が心の底から気の毒だと思ったみーちゃんだった。
「お前、ほんと面倒くせえな」
「あ、そうそう。葵今日の放課後入部届を出す予定だから先帰っていいぞ」
そう言って葵は最後の一口を口に運んだ。
放課後、入部届を出し晴れて料理部員になった葵は、活動場所である家庭科室に顔を出してみる。
本日はシュークリームを作っていた。
料理部は外見が女の子らしい人達ばかりで、お嬢様の部活という印象だった。
「あっ、それ開けたら膨らまないですよ!」
ある部員がシュークリームの生地が入っているオーブンを開けようとしたので、葵は思わず声をある。