女学寮なのにルームメイトは男子!?しかも、アイドルッ!!

「っ!?」

裕は私の予想外の行動に驚いてる
そして顔が赤くなってる

多分、私も。。
私だって
したくなかったもん・・


でもっ


「私は、
 祐のマネージャーで
 裕が、えっと?そのぉー・・」


もぉ!
かっこ良く言ってやろうと
思ったのに!!

私は何が言いたいか
自分でも分からなくなってきた





クスッ



「つまり、俺を励ましたかったんだろ
サンキュ!梨奈!!」

裕はいつもの裕に戻って
とびっきりの笑顔をみせてくれた

その笑顔は眩しくって
私は
目を合わせないようにしながら


「なら、よかった」


と言い
カツラとコンタクトを装着した

運がいいのか
ちょうど、その時
車は目的地に到着した

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