%コード・イエロー%
あとがき

読んでくださった方、お付き合いありがとうございました。

お疲れ様でした!


あ~、楽しかった(笑)。

私はいつもほとんどストーリーを考えずに書き始めるのですが、

この小説はその最たるものでした。


主人公の2人以外の設定が無し(笑)。

かなり無謀でしたが、設定がない分自由きままに書いたので、

とても楽しかったです。


ところで、最初恋愛ジャンルにしていたのにサスペンスに変更しました。

でも、いつものことですが、本格サスペンスではありません。

私の書く作品が本格ファンタジーではなく、ラブファンタジーであるように、

これも言うなればラブサスペンスです。


なので、細かい点でかなりつっこみどころ満載な話であることは間違いありません。

問題に対しての明確な答えを用意していない、というか提示していないので、

(例えば結局カルテはどうなったんだとか、本当は事故だったのかとか)

もやもやしたまま終わってしまった方も、いらっしゃるかもしれません。

人生の中では、白黒はっきりならないままの問題って山ほどありますが、

夏夜にはその中で自分なりの道を見つけてほしいと思ったのです。


まさか、本格サスペンスと思って最後まで読んだ人はいないと思いますが、

もしもいたら、申し訳ありません。


ところで、余談ですがサスペンスは「最初から犯人が分かっている話」という解釈があるみたいなのですが、私はそういう意味では使っていません。

私は「どきどきする不安定な心理状態があるもの」という定義で使用しています。

私もテレビで見たのですが、ミステリーとサスペンスの違いとかっていうのを、
犯人が分かっているかどうかだって言ってたのですよね。

そういう意味で解釈されてたら、私の書いている文章がなんだか変な感じに思えるので、付け足してみました。


< 480 / 481 >

この作品をシェア

pagetop