存葬乃楼
「唯は人の死をどうして"変なこと "って言い方するの?」
キョトンとしてる唯に今朝のことと今のことを伝えると
「わかんない。でも変なこと言っちゃったって昨日帰ってからずっと思ってたから」
「ねぇ人の死って"変なこと"なのかな?それは真っ直ぐ表現したら駄目なのかな。どうして"変なこと"でくくるんだろ?唯もその自殺した人のお母さんも…。私は"変なこと"とは思わないんだけど」
「なんでだろうね」
唯は流すようにサラリと返事をした。
答えが見つかることでは無い事は私もわかっていた。でもその表現がなんだか「人の死を軽いもの」に扱っている気がして心にわだかまりができたような気がする。
キョトンとしてる唯に今朝のことと今のことを伝えると
「わかんない。でも変なこと言っちゃったって昨日帰ってからずっと思ってたから」
「ねぇ人の死って"変なこと"なのかな?それは真っ直ぐ表現したら駄目なのかな。どうして"変なこと"でくくるんだろ?唯もその自殺した人のお母さんも…。私は"変なこと"とは思わないんだけど」
「なんでだろうね」
唯は流すようにサラリと返事をした。
答えが見つかることでは無い事は私もわかっていた。でもその表現がなんだか「人の死を軽いもの」に扱っている気がして心にわだかまりができたような気がする。