存葬乃楼
その夜私は考えていた。
何も確信はなくこないだの唯の友達…だった人のところに行く前から唯は「何で生きるの?」そんなことを口にして、ご焼香に行ってから多少は心のモヤでも取れたかと思っていたけど、引きずっているのでは?そんな気持ちが芽生えたからだ。
「何で生きてるの?」
私は両親に聞いてみた。
二人そろって目が点になり
「大丈夫?」とか「学校で何かあった?」
そう心配された。父親は「思春期だからなぁ」
笑われた。
最後には二人して
「流華がいるからだよ」
そう言ってくれた。
何も確信はなくこないだの唯の友達…だった人のところに行く前から唯は「何で生きるの?」そんなことを口にして、ご焼香に行ってから多少は心のモヤでも取れたかと思っていたけど、引きずっているのでは?そんな気持ちが芽生えたからだ。
「何で生きてるの?」
私は両親に聞いてみた。
二人そろって目が点になり
「大丈夫?」とか「学校で何かあった?」
そう心配された。父親は「思春期だからなぁ」
笑われた。
最後には二人して
「流華がいるからだよ」
そう言ってくれた。