キミへ、ありがとぅ。
携帯なんていらなかった。
必要ない。
しばらくぼーっとしてた。
まだ寝たいけどなんかそうゆう気分じゃない。
このままずっと一人でいたいなあ…。
「ねぇ。」
「ぎやあ!!」
後ろを振り向くと男がいた。
「気持ちよさそーに寝てたね 笑」
「見てたんですか!?」
「うんw」
最悪。知らない男が見てたなんて。
私、気がつかなかった?
いつからいたんだろ…。
「あなたは誰ですか?」
「ここの生徒。」
…よく見たら、ここの制服だ。
私より背が高い。同学年?
色白で髪は茶髪。瞳はこげ茶。
見たこと無い人だ…。
「もういきます。」
グイッ
「わっ」
手をつかまれた。