キミへ、ありがとぅ。

携帯なんていらなかった。

必要ない。



しばらくぼーっとしてた。




まだ寝たいけどなんかそうゆう気分じゃない。

このままずっと一人でいたいなあ…。












「ねぇ。」

「ぎやあ!!」

後ろを振り向くと男がいた。

「気持ちよさそーに寝てたね 笑」

「見てたんですか!?」

「うんw」


最悪。知らない男が見てたなんて。

私、気がつかなかった?


いつからいたんだろ…。



「あなたは誰ですか?」

「ここの生徒。」



…よく見たら、ここの制服だ。

私より背が高い。同学年?

色白で髪は茶髪。瞳はこげ茶。



見たこと無い人だ…。


「もういきます。」


グイッ



「わっ」


手をつかまれた。

< 10 / 15 >

この作品をシェア

pagetop