キミへ、ありがとぅ。

学校


「…はあ」

足どりが重い中、一人で学校へ。

お姉ちゃんは大学だから別。

先に出て行った。


途中で4,5人グループを見かけると少し腹立つ。

周りから見たら私は暗いかもしれないけど…





学校へ着くと、早速上靴がない。

いつものいじめだ。

もうなれた事。


寂しくはない。


自立しなきゃ…。



学校用のスリッパを履いて2年7組へ。

誰も私に話しかけない。



いつもヒトリ。

誰にも頼らない。


「佐々木ィ」

この声は聞きたくないほど嫌な声。

「…」



「無視してんじゃねーよ!!」


いじめのリーダーの大倉さん。

私からはしゃべった事ない。


強気で誰も逆らえない。

学年でも目立つほうだ。


私は無視し教室から出た。

…この空気に耐えられない。



学校はやはり楽しくない。

死んだほうがヨカッタかな。


一時限目はサボった。

…戻ったら何されるか考えただけでも怖い。
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