小さな光
ケータイの使い方はなんとなく分かっているつもりだったのだけれど、
いざとなって使ってみると機械系が苦手なあたしにとって、意外と難しいものであった。
こうゆう時あたしはいつも、説明書を見ない。
まずはやってみて、分からないところがあれば読めばいいと思っている。
だって細かい字ばっかりで面倒くさいじゃんか。

そんなことを思っていたらケータイじゃない方の
家の電話が鳴り響いた。

〜〜〜♪

お母さんは食器洗いで大変そうだし、お父さんは仕事のことで忙しそうだし・・
犬のロンはもちろん電話に出られるわけがないので、仕方なくあたしが電話に出ることにした。
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