奥手な私はキライ?
椋くんの方を見ると目が合った




「奈津紀のお姉さんって奈津紀と性格が全然似てないね」




ハァ…初対面でもやっぱり気づくよね




「お姉ちゃんはいっつも強引なんだ それよりさ突然どうしたの?」




私はパジャマのままベッドから起き上がる



「…ケータイ見た?」



へっ?ケータイ…




私は机に置いてあるケータイを開く



メールと着信…




「椋くん…ごめんなさい!でも私、朝は極端に弱くてだからメールと着信がこんなに来てるとは思わなかったんだ」




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