奥手な私はキライ?
「ねぇ奈津紀…なんかあった?」



私は隣に座って髪を切られているお姉ちゃんの方を見る




「別に…何もないよ…」




こういう時、私はウソが下手だ




「あの可愛い彼氏くんとなんかあったの?」




ハァ…やっぱり無理か




私はお姉ちゃんにすべてを話した




もちろん自分の気持ちも…だ




「なるほどね 奈津紀に彼氏が出来たから少しは自分に自信を持てるようになったかな?と思ってたんだけど…」




「???…どういうこと?」




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