奥手な私はキライ?
「まぁ頑張ってみるか」



椋くんが吹き矢をかまえる




いつの間にか後ろには人だかりが出来ている




女の子たちの目線は椋くんに注がれている





「キャー」



女の子たちの黄色い声




椋くんはこのプレッシャーの中で見事一発で髪飾りを落とした




そして満面の笑顔で私の所へ



カチッ




椋くんはゲットしたばかりの髪飾りを私の髪につけた




またおこる歓声




「あ、ありがとう 椋くん」



私はまともに目を見れず椋くんの口の辺りをみて喋っていた





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