奥手な私はキライ?
しばらく無言で歩き続けた



どうしたんだろう?


いつもなら椋くんが話しかけてくれるのに…



もしかしてウソがバレてる?



それで怒って何も言わなくなったのかな?



どうしょう…私、自分の時は椋くんにウソつかれて嫌だったのに同じ思いさせちゃってる



「ごめんなさい」



気がついたら私は謝っていた



椋くんが私の方をみる



「奈津紀?!何で謝るの?」



「だって椋くんにウソついちゃって申し訳なくて」



「そんなこと…気にしなくて良いよ」



やっぱりウソついたのバレてたんだ…




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