奥手な私はキライ?
それから数日後テストが返された



かなりドキドキで朝からなんか落ち着かない



それは西沢くんも同じらしくさっきからうろうろしていてうっとうしい




「いよいよだね 奈津紀!絶対大丈夫だよ」



不安げな私を察して香奈ちゃんは励ましてくれた



「おいー席つけー
テスト返すよー」



「みっちゃん遅いよ」



女子のなかではすっかりみっちゃんと言うあだ名で通ってしまっている神楽充先生



「そんな焦んなよー」



私のはやる心とは裏腹に先生はマイペースだ




「今回のクラストップは…」



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