奥手な私はキライ?
「なんかみんな驚いちゃってますけどそんなに意外ですか?」



弟の西沢くんはケラケラ笑い出す



「秀二さ 昨日、芸部に入るって言ったの本気だったのか?」



「おお!あったりまえじゃん 冗談だと思ってたんだろ?」



「…だってお前 テニスプロ級に上手いからさ」



「あーあ 無理無理 ほら見て見ろよ」



西沢くんが指さすほうを私も見る




そこにはテニスコートがあり1人の男子がもの凄く早いショットを打ちまくっていた



遠目で分かりづらいけれどそれは明らかに青山くんだった




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