奥手な私はキライ?
水泳の授業が終わり人よりも早く着替え終わった私はプールサイドに座っていた



「あれっ?今井さん」




青山くん!


うそっ思わぬ形で2人っきり!?



「プール疲れたね」




「あっ…うん そうだね」




「………………………」



会話がない



「…あーマジだりぃ」



もうみんな着替え終わって出てきちゃった




「じゃあ俺はもう行くから」



「うん」




ハァ…結局、何も話せなかったな



私が落ち込んでいると青山くんが戻ってきた



「ごめん、今井さん。今日の放課後時間取れるかな?」




「えっ?い…良いけど」




「じゃあ、またプールサイドで話そう」




彼は笑顔で去っていく



やった~ 神様は根暗な私にもチャンスを与えてくれるんだね




私は完全に舞い上がっていた




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