奥手な私はキライ?
…なんで?



私の目の前に現れたのは青山くんじゃない…



「西沢くん?…なんで?」



「あのさ 青山のコトを想ってても良いけど2人っきりで会うのはダメ!」



なっ…!!



「なんでそんなこと…」



「お前の彼氏は俺だから! 他に理由ある?」



私が言い終わらない内に西沢くんが言った




確かに…確かに…


「普通のカレカノだったら私も納得するけど…」



私は言いかけた言葉をのみ込む



「けど…なんだよ?」



憎たらしい笑顔



私は大きく息を吸い込む



< 47 / 221 >

この作品をシェア

pagetop