奥手な私はキライ?
帰り道



私はたぶん全校生徒の視線を浴びつつ青山くんと学校を出た



「それにしても朝の今井さんには驚いたよ 案外度胸があるんだな」



「もう…思い出させないでよ!私…かなり後悔してるんだから!」



なんか朝の自分はきっと隠れた私の人格だと思うとコワくなってくる



「ごめんごめん それよりさもうすぐ夏休みじゃん」


青山くんは話を変えた



「そうだね…あと一週間だよ 高校って宿題多いのかな?」



私は勉強があまり出来ないから宿題は多くない方が嬉しい





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