奥手な私はキライ?
「おいおい!?みんな言いたい放題だなー これでも少ない方だぞ- 文句がある奴は増やす-」



先生の言葉でみんな黙る


ハァ…


私は小さくため息をついた







「…じゃあこれで終わりな- みんな良い夏休みを過ごせよー」



先生は爽やかな笑顔で教室を出た



私は重くなってしまったカバンを持つ



すると青山くんが私の席の前に立った



「奈津紀!今から何も予定ない?」



へっ?



「うん。特にはないけど」



「よし!じゃあ行くか!!」



そう言って青山くんは私の腕を持つと歩き出した


…なに?どういうこと?




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