王子に片想い
「歩くの遅すぎ。ってか通行の邪魔。」

『はぁ!?』

「あ、そうそう。昼間のお詫び」

『えっ』

なんかくれるの?


「じゃなくて、お前がしろ。つーか名前は?」

『綺羅樹里亜』

「そ。俺は、璞城朗衣」

『あらしろ…ろい?』

「噛んだら殺す。」
と璞城は拳を見せる。

『うぁっ』

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