約束
「遺書が…残ってたらしいのよ」

「なんてかいてたの?」

「詳しくはわからないけど、いじめられたとか…」

「う…うそでしょ!?沙耶が!?」

頭が真っ白になる

「とりあえず、沙耶ちゃん家いってくるね」

「は…?なんで?」

「沙耶ちゃんのお母さん一人じゃ不安だって…」

そういってお母さんは家を出た



私、沙耶がいじめられてたなんて

気づいてあげられなかった…

もっと早く私が気付いていればこんなことには

ならなかったのかな…?

そう思うと涙が止まらない

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