初恋
冬休み
あたしはあきらと幸せな毎日を送っています。

今日デートの約束をしています。
近くのデパートで待ち合わせ。

あっいた。
でも誰あの女の子!?
何であんなに楽しそうにしてるの?
「光こっち。」
その女の子はあたしを見て嫌な顔をしてにらんできた。
「このこオレの友達!
偶然あったんだ。」
ホントに偶然?
待ち合わせしてたんじゃないの!?
そんなこと言えなかった。
「そうなんだ。
行こうよ!
時間なくたっちゃうよ。」
あたしは無理やりあきらを連れていった。

そのあとのデートはすごく楽しかった。
でもあの時の楽しそうな顔を思い出すと胸がズキズキと痛む。

数日たちわたしはりかとなみと一緒に買い物に行った。

三人で話していると前からあの女の子が来た。

「こんにちは。」
嫌な感じ。
「こんにちは。
あたし友達と買い物だからまたねえ。」
「ちょっと待ってよ。
話しがあるの!
来てよ。」
あたしはついて行った。

「話ってなんですか?
あたし友達と買い物中なんですげと。」
その女の子は
「こないだあきらがあなたと別れたいって言ってたよ。
あのあとメール来たのあなたと別れたいから今日ここに来るから言っておいてって頼まれたの。」

あたしはこのこが何言っているのか分からなかった。
そんなことあるわけないじゃん!
そう思ったけどあの時のあきらの顔が出てきて・・・
このこの言ってることが本当に思えてきた。

家に帰ってきたあと。
あきらにメールしてみた。
[あきらあたしこないだあったあのこに。
あきらが別れたいって言ってたよって聞いたたけど・・・
ホント?]

数分してからあきらからメールが来た。
[嘘だよ。
ホントにあいつが言ったのか?
お前オレのこと信じてないのか??]
[信じてるよ。
でもこないだのあきらの楽しそうな顔みたから。
ホントなのかなって思っちゃったの。]
[信じてないよ。
オレたち距離置かないか?]
[待ってよ。
何でそうなるの?]
あたしはあきらが好きだからそんなことあって欲しくなかったから確かめただけなのに・・・

それからメールはこないまま新学期を迎えようとしている。
あきらにあったらどうしたらいいんだろう・・・
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