初恋
新学期
いよいよ新学期が始まった。
りかとたくみはさらにラブラブ。
なみとゆうもラブラブ。

あたしはどうしよ〜う・・・
あきらが好きってきずいてどんどん好きになって行くけど。
コクる勇気なんてないし。
きっとダメだし。

「光。
光?
聞いてる?」
えっ
「うん。
聞いてるよ。」
今りかに相談にのってもらってます。
「どうすんのいつコクるの?」
えっ
そこまで進んでたっけ・・・
「あたしなんてダメだよ・・・
勇気もないし。」
「大丈夫だよ。」
りかがそう言い切るから自信が出てきた。
うまく行くって保証はどこにもないけど・・・
でもりかが言うなら大丈夫!

もうすぐ!
体育祭だ!!

新学期そうそう練習が始まった。

「だり〜なあ。」
あきらがそう言った。
あきらは応援団だから余計に大変らしい。
「ガンバってね!
あたしもガンバルから。」
「お〜!
がんばってくるよ。
光もガンバレよ。」
あきらと話しているだけで胸がドキドキする。
あたし
あきらが好きなんだなって実感する。

「ほら皆ガンバレ!」
先生が応援している。
大縄の練習中
あたしも皆も引っ掛かってばかり・・・
練習が終わり休み時間。
「光大丈夫かあ?」
「うっうん・・・
うまく跳べなくて・・・」
「大丈夫だよ!
自信もって跳べば皆も引っ掛かっても許してくれる。」
好きな人にそんなこと言われると自信沸いて来ちゃうよ・・・
今のあたしの胸の音聞こえちゃったかな?
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