またね
それから何だか気まずくて黙って…
彼女の話しなんてするんじゃなかった…
後悔した。

電車の揺れに身体をまかせた。
電車が大きく揺れる度に私の右手は翔太郎の左手に触れた…

触れた場所が熱くなった。

「前っち!? 次降りるよ!」


そう言われて外を見るとそこにはランドマークタワーが見えていた。



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