またね
「はぃ じぁ全員そろったみたいなんで右から 自己紹介してもらいます!」


私は、彼に見惚れしまっていた…

一目惚れ?
違う…?
そんなんじゃ…

でも、私ははもぅ彼から目が離せないでいた…


これから…
2人に起こる 出来事など知らずに 分かるはずもないまま…




「ねぇ!!結てばぁ!?」

その甘えたような声に我にかえる…


「あっ ははぃ!」


不覚にも見惚れてて、不意に名前を呼ばれたから教場中に響き渡る声で 返事をしてしまった… 


「結ぃ…声でかい!」


ひとみ…
このタイミングで呼ぶか普通!?


「え⌒と 前田さん? まだだけどぉ…?! 先やる?!(笑)」 


一瞬静まりかえった教場に一気に笑いが起こった

緊張して、どこかぎすぎすしてた雰囲気も一瞬で消えていた


見惚れて、ぼーっ としてた私もアホやけど…


ひとみ!!のばか!


「いぇ…」


「ごめん  ただ… あっ…いいや 次は…菊地さんお願いします」


翔太郎のその意味ありげな言い方に心を見透かされたようで、私はこの場から逃げたしたい気持ちで一杯になった。


私が見惚れてたのもしかして気が付いてたの…かな?

あ↓最悪



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