またね
Green Frog前


そこは店の名前通り 店先には緑のかえる達が並べられていた。


店の扉を開けると、そこは薄暗くて、淡いライトの甘い光で温かい空間が広がっていた。




「翔ちゃん―結ぃ⌒」


ひとみが仕切られた空間から顔をだして2人ににっこり微笑んでいた。

…良かった
いつもと変わらないひとみの笑顔…


「遅ぇ! 2人でどっかしけこんだと思ったわ!」

力也が豪快に笑った!

「待たせた? て!2人きりがよかと思って時間調節してたとよ!!」

翔太郎も笑った。

ひとみは何も言わず、力也の隣の席に移り

「まぁ かけんとぉ?」

私たちを隣り合わせに座らせた。



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