またね
「そう言えば!」
沈黙に耐えかねて翔太郎が話し出した。
「何?」
「今週の三連休、俺 山ちゃんとスキー行ってくとよ!」
「そぅなんだぁ…?いいね楽しそうで」
「…前っちも一緒に行く?」
「えっ? 何言ってんの私行ったら邪魔になるやん!」
「…そんなことなか― 男2人で行ってもなぁ― おもしろなかと!(笑)」
「山ちゃんと2人でラブラブで行って来たらぁ―?良いことあるかもよ!」
翔太郎をチラッと見てクスクスと笑った…
「ば… ばかか!なかと」
翔太郎は焦ったようにそう言って、点けたばかりのタバコを灰皿の中に落とした。
「何焦ってんの?(笑)私は暇やし― 篠崎と映画でも行ってくるわ!」
篠崎は、翔太郎と同室の二十歳の男の子、私の隣が篠崎の席で同県と言うことで話しも合った、弟みたいな存在…
見たい映画があるからと誘われていた。
誘われた時は行くつもりはなかった…
もしかしたら翔太郎に誘われるかもしれないと淡い期待をしていたから…
でも…その期待は、実現しない。だから結は篠崎と映画に行くことに決めた。
「篠崎? 映画ね…」
翔太郎は何か言いたげに私を見た…
その時、退屈な時間の始まりを知らせるベルがなった。
2人は無言で立ち上がり喫煙室を後にした…
沈黙に耐えかねて翔太郎が話し出した。
「何?」
「今週の三連休、俺 山ちゃんとスキー行ってくとよ!」
「そぅなんだぁ…?いいね楽しそうで」
「…前っちも一緒に行く?」
「えっ? 何言ってんの私行ったら邪魔になるやん!」
「…そんなことなか― 男2人で行ってもなぁ― おもしろなかと!(笑)」
「山ちゃんと2人でラブラブで行って来たらぁ―?良いことあるかもよ!」
翔太郎をチラッと見てクスクスと笑った…
「ば… ばかか!なかと」
翔太郎は焦ったようにそう言って、点けたばかりのタバコを灰皿の中に落とした。
「何焦ってんの?(笑)私は暇やし― 篠崎と映画でも行ってくるわ!」
篠崎は、翔太郎と同室の二十歳の男の子、私の隣が篠崎の席で同県と言うことで話しも合った、弟みたいな存在…
見たい映画があるからと誘われていた。
誘われた時は行くつもりはなかった…
もしかしたら翔太郎に誘われるかもしれないと淡い期待をしていたから…
でも…その期待は、実現しない。だから結は篠崎と映画に行くことに決めた。
「篠崎? 映画ね…」
翔太郎は何か言いたげに私を見た…
その時、退屈な時間の始まりを知らせるベルがなった。
2人は無言で立ち上がり喫煙室を後にした…