またね
さっきは応援する!て言ったのに!彼女いるならなんで…
応援なんて…
意味がないよ…

それに応援してもらうことなんてないし…

ひとみは、後先考えないで思った事をすぐに口に出す…
そこがひとみの良いところでもあるのだけれど…


私は胸の奧がちくりと傷んだ…



「結ぃ⌒まだぁ⌒早くぅ?」


「えっ?」


「早くしないとぉ⌒遅れちゃぅよぅ!」


ひとみの声で我に返り、壁に掛かった時計を見ると、いつの間にか8時半を過ぎていた…


げっ!!



焦る私をひとみは可笑しそうに笑った。



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