ミサンガ


廊下に出ると.やっぱり私と竜くん以外誰もいない.

「なんで..こんな事するの?」

「良いから.」

何か..竜くん怖い.

体が少し震えてる.

「保健の先生いつもこの時間はいないんだ」


え?


ぢゃあここで何をするの?

「入って」

よく分かんない汗

「べっとに座ってて.」

「うん」

「俺.本気でお前が好きなんだ.
 海斗の事が好きでも構わない.
 俺と・・
 付き合ってほしい」

・・・

「ごめん」

「何で?!俺達仲良いし..良いだろ?」
「だめ..だよ」

「何で」

「だって私わ..んっ」

瞬間的に.私の唇と竜くんの唇が重なった.

「やっ..や..」

竜くんわやめようとしない.

しっかりと私の肩を抑えて.話そうとしない.

舌が入ってくる.

「んっ..はあ」

だめだよ..

でも.ずっとこうしたいと思っちゃう.

今だけ..

今だけでも.

こうしてたい.

私も舌を自ら絡ませる.

私の舌と竜くんの舌が..

口の中で絡みあう.

どうしよう.

止まらない.


あっ...
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