サミシイカラ…ウソツキ



いつもの様に夜の洗濯を済ませ、マスターから頼まれていた会社の食品パンフレットを持ってバーへ出向いた。



マスターの友人が、経営するレストラン事業で私の会社の輸入食品に興味があるらしく、とりあえず商品のラインナップを知りたいと話が来たのだ。


私は事務職で担当ではないから、社内の営業をそちらの会社へ回そうかとも考えたが、マスターのお友達が今日バーへ来ると行っていたので、パンフレットを渡すくらいならいいかなと思い、一応仕事絡みだからとスーツにヒール、名刺を持って行った。





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