愛の小説…!?
   




「颯くん、すっきりしたかい?」

「颯んが怒鳴ったー♪」


「…???」



「いやぁ、君が最近イライラしてるから優季くんと幸華ちゃんにリサーチしたところ雨がキライで苛ついていたらしいじゃないか。」


「だから颯ン大好きな僕らとしてはイライラを少しでも発散して欲しいなって」


「まぁ、少しの間、休戦という形でタッグを組んで君にイライラ解消して欲しかったんだ」


「・・・・・」


「はやてん…?」

「颯くん?」


「うぜーっお前ら…あー…うぜー。なんなんだ阿呆どもが集まって。………一生近寄るな阿呆。」







食堂を飛び出し優季を探す。


なんなんだなんなんだなんなんだアイツら。
寄ってたかってなんて阿呆なんだ。

少し、ほんの少しだけど大声だしてスカッとしてるのがまた気に食わない…この野郎。
とりあえず梅雨が終わるまでは絶対に口きいてやらん。





- MISSION 1 梅雨 ……成功!…??





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